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2012-01-06 09:56
テーマ:御案内

新年あけましておめでとうございます。

調香作.JPG1月5日より本年度の営業をスタート致しました。ご寺族の皆様方のご健康とご多幸をお祈りします。本年も旧年中と変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。(正月華 草月:調香作)


2011-02-09 14:00
テーマ:住職の身近にあるものあれこれ

絵ろうそく

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電気のなかった時代、ろうそくは明かりとして利用された。また、その一方で、神社・仏閣・仏壇の 「灯り」 「燈明」として現在も使われている。
ろうそくの灯りは、神様・仏様の手元を照らす 「あかり」 であるとともに、邪悪な物・心を燃やし清浄な環境をつくる役目も担っている。

ろうそくの表面に花の絵や模様などを描いた絵ろうそくは、かつて花の少ない冬に、花の代わりとして仏壇に灯された。

絵ろうそくのはじまりは、享保年間にさかのぼる。会津藩は、参勤交代の際に様々な絵ろうそくを江戸に献上していた。将軍、綱吉に「気の利いた」絵ろうそくを求められた家老は、"難を転じて福となす" をかけて「南天と福寿草」の絵ろうそくを献上した。多くの難題を抱え、病気がちだった綱吉は、大変に喜びこれが 「会津ろうそく」 のはじまりとも言われている。

資料提供:松本商店


2011-02-09 14:00
テーマ:住職の身近にあるものあれこれ

筆・墨・硯・紙を「文房四宝」または「文房至宝」などといい、昔から貴重なものとして取り扱われてきました。その中から筆についてのあれこれをご紹介します。

<筆の起源>

fude.gif 殷(いん)時代(前1500〜前1200頃)に、甲骨文字の中に聿(筆)をみることにより筆の存在が明らかになっています。また、楚の国の時代(前790〜前220)の墓中から長沙筆(ちょうさひつ)とよばれる長さ20cm、木製軸で穂・兎毛の筆が発見されています。しかし、獣毛を使った現在の筆の原形を始めて作ったのは、秦(しん)時代(前221〜前206の蒙恬(もうてん)将軍といわれており、『史記』八十八には、「始めて筆を作り、枯木を以って管となし、鹿毛を柱とし、羊毛を被とす。之を蒼毫という。」とあります。筆祖説は、蒙恬が竹製の筆を作り改良し始皇帝に献上したことによって伝えられたようです。また、筆は楚の国では「聿」、呉では「不律」、燕では「拂」、秦では、「筆」とそれぞれ違った名前で呼ばれていましたが、始皇帝が天下統一をした際、筆の呼び名を秦が使用していた「筆」に統一されました。

<和筆の歴史>

日本に筆が伝えられたのは6世紀頃です。中国から日本に渡来した現存する最古の筆は、正倉院蔵の御物の天平筆(てんぴょうひつ)で、光明皇后の発願により聖武天皇の冥福を祈るために天平勝宝8年から天平宝字2年(756〜758)に東大寺盧舎那仏に献納されたものです。奈良時代には仏教伝来によって写経が広く行われるようになり、朝廷は写経司を設け、多くの写経生を擁してその任にあたらせていたようです。文武天皇大宝元年(701)の『大宝律令』によると、中務省図書寮内に「造紙手4人、造筆手10人、造墨手4人」を置いたと記されてあり、中央で写経用に筆が作られていたことがわかります。平安時代初期になると、空海が唐から帰朝(大同元年806)し、多くの写経などと同時に製筆の技法を伝えました。そして大和国高市郡今井の人「坂井名清川」に筆を作らせ、時の嵯峨天皇と皇太子に奉献しました。その後、大衆の間でも筆が使われるようになり、筆生により用途に応じた多様な筆が作られるようになりました。ちなみに空海が伝授した筆は芯毛の腰を麻紙のような紙でしっかり巻いて固め、芯に薄く衣毛を被せて作る巻筆といわれる筆です。江戸元禄期になると、細井光沢(ほそいこうたく)が毫毛・弱毛を混ぜ合せて糊で固める水筆(筆の穂部分を全部水で洗える筆)を完成しました。また糊で固めないでそのまま散毛にしたものは捌(さばき)筆とよばれています。その後、書道の興隆とともに書風、書法に合う筆豪(穂)の材質、形、大きさ、筆管の違いなど、数々の改良がなされ現在の毛筆に至っています。

<変わり筆各種>

藁(わら)筆 連筆
藁(わら)筆

連 筆
白鳥(穂)筆 孔雀(穂)筆
白鳥(穂)筆

孔雀(穂)筆
蒔絵装飾筆 陶器製(清水焼)装飾軸筆
蒔絵装飾筆 陶器製(清水焼)装飾軸筆

2010-12-10 23:10
テーマ:香木

極端に安い伽羅のご購入には注意が必要です!

最近、四徳宛てに伽羅についてのご質問が増えており、その中でもネットや訪問販売等で大変安価な伽羅をご覧になった方から、伽羅の価格についてのご質問が多く寄せられております。また、あまりにも安価なため騙されても良いと思い、安価な伽羅をネットで購入したが、やはり伽羅ではなかったという方が結構いらしゃいます。

そこで、沈香や伽羅・香木を販売して30年、私の知識と経験などより、伽羅を購入するにあたっての注意事項をご下記の通りご案内しますので参考にしてください。

                            記

  1. 販売会社(個人店舗)の所在地や会社概要などを明白にしているか?
  2. 香りに不満がある場合、返品が可能かどうか確認し、返品が出来ない場合は要注意!
  3. サンプルだけ極上品が送られる可能性があるので、現物とサンプルの差に相違がないか。
  4. 現在の相場は、新伽羅は最低1g3,000円以上、伽羅は並品でも最低1g6,000円以上、
  5. 上品伽羅は1g8,000円以上、極上品や緑油伽羅は1g15,000円以上が標準的小売価格。
  6. 伽羅は樹脂量だけでなく、香りのバランスが重要。沈香でも樹脂を多量に含むもの有り。
  7. 伽羅の産出国は基本的にベトナムです。ベトナム産以外の表示は沈香の可能性有り。
  8. 極上の伽羅は、焚く前から伽羅ならではの香りが漂っています。香りも無くなりません。
  9. 伽羅を安く販売出来る仕組みや方法等を明記して消費者を安心さるサイトは要注意!
  10. 購入前に伽羅について質問をしても、的確な答えが聞けない販売者からは購入しない。
  11. 在庫品といって、常に同一(レベル・ランク)の伽羅を販売している。
  12. 伽羅は沈香と異なる香木ではなく、沈香の中で最高級のものという認識があるか?
  13. 香の文化や貴重性を尊ばず、伽羅に対し粗雑な扱いをしていないか?    以上

◎万一、極上の伽羅を安価で購入できるならば、私は借金をしてもそれらを購入し、個人の大切なコレクションにする他、お客様方にお安く伽羅を販売したいと思います。          


2010-09-12 04:41
テーマ:コラム

香木 伽羅

ここ数年伽羅の入荷量が大幅に減少し、中でも極上の伽羅は色々な入手ルートで探しても見当たらなくなってきております。ご寺院向けに営業をしている店舗でも、カタログやホームページに、白檀や沈香の掲載はあっても伽羅はごく僅かになっていたり、掲載そのものを取り止めている店舗がございます。伽羅を販売している店舗のコメントでは、「現状で販売できる最後伽羅」とか「市場に出回っている中で最高の伽羅」など基準が不透明な表記をよく見かけます。 世間の噂では、伽羅は無くなってしまう?とか高価すぎて買えなくなる!などと言われているようですが、それはあまりにも極端な話(極上品は別)ではないかと個人的には思っています。                       四徳では4年前まで、伽羅の原木で携帯電話用のストラップを制作し販売しておりました。それらのストラップはとても好評でしたが、ストラップにする大きさの伽羅の在庫が無くなってしまい、今では販売を取り止めている状態です。 お客様のご依頼を受け伽羅原木 (20g以上200g以下のご要望が多い)は、ここ数年入荷しては売り切れということの繰り返しで、四徳のカタログやホームページには掲載をしておりません。                     

四徳では伽羅は刻み、小割、角割などを通常販売しておりますが、仕入価格の高騰や入荷の減少に伴い在庫が減ってまいりました。 最近、不景気にもかかわらず? 伽羅入りの高級線香の売り上げが伸びております。購入理由をお尋ねますと、「伽羅が以前に比べ高価になったので伽羅入りの線香を炷く」と言われる方がおられます。 また、以前から伽羅入りの線香をお求めいただいている方の中には、「同じ線香でも香りが変わったような気がする」とおっしゃる方もおられます。  実際に線香メーカーの方々に香りの件をお聞きすると、「そんなはずはありません」とか「香木を含めた原材料の内容の変化よって香りも変わる可能性はあります」などと回答がございました。「香りを含め同じ品質の線香は作れなくなった」と判断され、伽羅入りの高級線香の一部に限り、製造を取り止めた線香メーカーもございます。

その昔、「金一匁、伽羅一匁」、などと言われておりましたが、現在の伽羅の相場は金と同等ではなく、金の数倍になっております。ともあれ、伽羅に限らず香木は需要のある限り、価値は今後も上がり続けるのではないでしょうか?      石川公生   伽羅木.jpg                                                                     


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